« 家づくり  不思議なこと | Main | 今年の花壇は・ »

「住宅特集」から

ちょっと難しいけど、大事な引用をします。

建築専門誌「住宅特集 4月号」

「住宅は、都市の夢を見るか」 塚本由晴氏論説から。


‘・・住宅を「つくる」個人の幸福が、社会的幸福の基盤である都市空間に

 貢献できない社会は、生命力を失うはずだ。

 個のふるまいが社会の幸せになり、そのことが個に再帰的に幸せをもたらす・・‘


‘・・・住宅は、防火性や耐震性、不動産の収益性、個人の趣味性を追求する

 社会的な生産様式として鍛錬され、都市の夢を見なくなった。・・‘


氏の最新作の小さな住宅には、ちゃんと、
高齢のお母さんが、茶飲み友達との語らいをする、
ささやかな場所が再構築され、
嬉しそうな笑顔が掲載されています。

個人の最大の夢である、注文住宅が、
個人の‘趣味性‘だけでつくられることの危うさ。

閉じた家の、街に対する閉鎖性。

今までの関係を断ち切るようなプランが孤独を深めること。


一軒の家が、

個人の生活と、人生に大きな影響を与えるだけでなく、

その‘ふるまい‘が、

街の‘生命力‘にも大きな影響を与えること。


いつも私が考えていることに近いことが、

尊敬している、氏の言葉で語られていることに、

力を得たような気がします。

**********

【大野建設さんモデルハウス ブログ】 詳しく工夫を紹介していただいてます!

キッチン編 第二段! 是非ご覧ください。スタッフさんの愛情がたっぷり伝わってきます。

Bannerkmh                  

************

Pmh_logo

パッシブ・モダンな家づくり  
伊藤裕子設計室 HP


|

« 家づくり  不思議なこと | Main | 今年の花壇は・ »

住まいのコラム」カテゴリの記事

Comments

人の介在する価値って大切ですね。
便利さを追求するあまりに必要な価値、豊かさまで断ち切ってしまっているように思います。
家族・地域・自然とのつながりをもっと大切にしていきたいですね。

Posted by: 雨のみち | 04/01/2016 at 05:10 PM

雨のみちさま
塚本氏の作品は以前から好きで影響も受けていますが、作品性を超えて、現実的に、街や個人の空間を、開く方向に強く共感しています。
‘生命力‘という言葉が出てくるところが、鋭い。
今の、サイディングとシャッター、コンクリートの外構で出来た、人気(ひとけ)のない街並みに、‘生命力‘は感じないですよね。

Posted by: YUKO | 04/02/2016 at 10:25 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 家づくり  不思議なこと | Main | 今年の花壇は・ »