家づくり 不思議なこと
設計事務所という立場からだけ仕事をしてきましたが、
最近、見聞きすることで、
ずいぶん、進め方が違うところがあるのだなあ、と
思います。
*プランも決まっていないのに、(工事)契約・申し込みのハンコを押させようとするところ
→??!
*敷地条件を詳細に調べないで、プランを貼りつけてくるところ
→図面に小さく、「法規等により変更の可能性があります」と書いてますが、
そもそも調べてから提案ですね。
*現場監督が現場にいる時間が、一軒10分程度のところ
→沢山担当してるのですね。
*競合がいると、一千万も値引き変更してくるところ
→元の見積もりの根拠は??
*将来のライフイベントも配慮しないで、高価な提案をしてくる
→子供の教育資金や老後資金なども考えておきましょうね。
*敷地分割の仕方は、より良いプランにとって重要ですが、
敷地が確定してないと受け付けない
→面倒なのかな。
*言われた通りのプランだけを出して、プロの提案がない
→結果の責任はお客さまに。
。゜゜(´□`。)°゜。
普通に、注文住宅の設計・監理の仕事をしてると、
非常識なことばかりで
不思議なのですが、
これが、
「家をつくる」ではなく
「家を買う」=「家を売る」
という、一般的な図式になってることが
残念です。
私達の努力不足もありますが、
誠実な設計者や工務店に出会われましたら、
上記のようなことはありませんので、
ご自身の常識にのっとって、
腑に落ちないことは、
避けたほうが無難だと思います。
良いパートナーと出会われますように。
* 自社の製品第一!で、人の話を聞かないようなところは、
まずダメです。
基本は、クライアントであるあなたの物語を、
どれだけ興味を持って聞いてくれるか、です。
「売上」や「モノ・性能」に興味があるか、「人」に興味があるか、とも言いかえられます。
**********
【大野建設さんモデルハウス ブログ】 詳しく工夫を紹介していただいてます!
キッチン編 第二段! 是非ご覧ください。スタッフさんの愛情がたっぷり伝わってきます。
************
パッシブ・モダンな家づくり
伊藤裕子設計室 HP
Recent Comments