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終の棲家

「終の棲家」というと、

50代から上の年代の人が、
意識し始めるキーワード、と考えていましたが、

最近、立て続けにお若い相談者さんたちから、
この言葉を聞く機会があって、
ちょっと驚きました。

堅実さと、将来を見通す感性が
今の若い方たちにはあるのだなあと、
思いました。

大事に住み続け、
心と体の変化に対応できる家、
愛着を持ち続けることができる家、
そんな家を一緒に考えることができるのは、
嬉しいことです。

設計をしていて、印象的な出来事は沢山ありますが、
その中でも、
「本人が大好きな家だったので、ここでお葬式をあげました。」
と、大事な高齢のご家族を、
自宅で見送られたのを伺った時は、
しみじみと、設計することの意味というのを、
考えさせていただきました。

入院期間は、1週間ほどと伺いましたので、
本当に、終の棲家として住んでくださったわけです。

お引き渡しの時に、
「良い梁だなあ!」と、
とても喜んでくださった様子も時折思い出しますが、

本当に好きになってくれて、

一日でも長く、ここにいたい

と思ってもらえる家を
これからも作っていきたいです。

*おしゃれで帽子が好きだったその方のために、
 帽子用フックをいくつか付けましたが、
 今でも、伺うと、
 お元気なころと同じように、帽子が並んでいて、
 心が、じんわりします。


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伊藤裕子設計室は、
現在立て込んでいるため、
余裕のあるスケジュールで
お願いしております。


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