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「あったらいい」は、「なくてもいい」

昨日、O社さんとミーティングをしていて、

「あったらいいな、と思うものは、なくてもいい」

というお話をさせていただきました。


家づくりをしていると、夢は膨らんで、
「どうせ建てるんだから、あれもこれも・・・」と、追加していくと、
面積も予算も膨らみがち。

最後の最後に、削る作業というのは、
寂しいものです。

生活は変化していくので、
今流行ってる必須と思われることが、
実は自分には必要でないものだったり、
反対に、将来のために付けておいた方が良いものも
あります。

後悔しないためのポイントをいくつか

* 希望のうち実施できるのは7割を目安として、優先順位を考える
* 空間や機能を‘兼ねる‘と節約できる。(廊下を減らす。水回りを絞り込む。など)
* あとからつけられるものは、下準備だけしておく。
 (ほとんど追加工事されないので、そこも対費用効果をよく考える)
* プロの意見を聞く。(構造や断熱とのバランスなどを提案してもらうなど。)
* ご主人の書斎など、一見優先順位を下げられそうな空間が、
  疲れをとって、お仕事のモチベーションを上げる原動力ともなる


私の設計の優先順位は、

まず命を守る構造。(基礎の鉄筋量など多いです)
次は、高い断熱性能。(寒い家は、健康に悪影響、という研究結果がはっきり出てる)
次に、OMソーラーなどの温熱環境を快適にし、光熱費を押さえる設備の導入。(できれば)
それから、
環境を取り込むプラン(緑や風)
自然素材・・と続きます。

なので、面積は一回り小さくなりますが、
結果的に、性能がよく、メンテナンスや光熱費も少なくて済む
バランスのとれた、‘ちょうどいい‘住まいになります。

これが、
大きな家、広い予備室、
豪華なキッチン、あちこちにトイレや手洗い・・・が優先されると、
当然、しわ寄せが、構造や断熱性能に及び、
出来てから、寒い家ねえ・・と使わない部屋が続出・・という結果に。
(実際、そのような家は多くないですか?)

「あったらいい」は、「なくてもいい」

見直してみませんか?

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伊藤裕子設計室は、
現在立て込んでいるため、
余裕のあるスケジュールで
お願いしております。


(作品集の発送は休止中です。
 申し訳ございません。)

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