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家相について

先日、住宅建築家 宮脇壇さんのエッセイを読んでいたら、

「いろんな流派を調べていくと、
トイレはどこにも配置できなくなる」

というようなことが書いてありました。

私自身も調べた時に、
ずいぶん流派によって違うんだなあと
思った記憶があります。

「一般的な配慮」といっても、
中心の取り方から、鬼門の範囲(○○度)も違うので、
これを守れば大丈夫、というのはありませんし、
根拠も諸説あるので、
正解というのは無いと思ったほうが良さそうです。

家相の先生のご指示でも設計したことが
何度かありますが、
指示の内容は結構違っていました。

一つ、私の経験から言えることは、

「家相は一種の統計学。
 家相を守った家を建てること=幸せ・絶対安全
 という単純なことではなく、
 生き方すべてが人生に出る」

という、当たり前のこと。

私が計画時、
これだけある流派から一つをお勧めすることはありませんし、
反対に気になさる方であれば条件の一つとして考慮します。

ただ、鬼門・裏鬼門など良く言われてることを守るだけでも、
限られた敷地の中で、
ご自身のご希望とバランスを取るのは結構難しいので、
「本当に自分が守りたいことで、そのことですごく安心する。」
絶対条件なのか、
考えてみるのが良いですね。
(たとえば、北道路という条件で、南に玄関は非現実的。)

ちなみに、私がかかわった件ではありませんが、
構造が不安定になるようなものを見たことがあります。
そこは、きちんと設計者や工事店の意見も聞きましょうね。

又、自分は気にしないけど、親族の方が気にするという場合。
「親族が意見して来るのがすごく気になる」なら、
守った方が良いですし、
「何言われても別に気にならない」
というなら、自由に建てられた方が
宜しいのではないでしょうか。
今までもどちらのケースもありましたが、
ご自身で判断されれば、どちらでも特に問題にはなりません。

お気持ち次第ですね。


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*  伊藤裕子設計室 ホームページはこちら

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