« あんまりピッタリでびっくりの図 | Main | 間取りソフト »

無垢の枠・新建材の枠

最近の新建材は、プリントが本当によくできていて、
遠目には、本物かな?と思うようなものが増えました。

Dscn1756

左が、大手建材メーカーのドア枠材。(スプルスなどをまねてる)
右が、松の無垢材です。

はっきりプリントだとは思えないくらい
自然な風合いです。

では、切断面を見てみましょう。

Dscn1760

全く違いますね!

新建材の下地は、木のチップなどを接着剤で固めたもので、
表面に、木目プリントのシートが貼ってあります。

無垢材は、横から見ても、当然木目。
接着剤は使われていません。

新建材の方が、ツルツルしていて、掃除がしやすく
傷も付きやすいように見えますが、
仮にカッターのような傷が出来たらそこからめくれて
下地が見えてしまいます。
補修のしようがありません。

私は、どうしても既製品のドアを使わなければならないような時でも、
額縁に無垢材を使ったりします。

Dscn1758

床材も同じです。

傷つきにくそうに見える新建材の
フローリングは、
表面が削れてしまったら下地が見えて補修が難しいですし、
そもそも、足触りが全く違います。

多孔質の木材は、さらっとしていて暖かいですが、
シートや薄いツキ板を貼ったものは、ぺたっとして、
合板の冷たさが伝わってきます。

無垢材なら、調湿効果もありますし、
木の香りもほんのり。

壁や天井仕上げと違って、
床材は、張り替えがききにくい
一生もの。

多少へこんだり、シミがついても、
無垢材にするメリットは、
大きいと思いますよ。


Img_07152

(見学会でも好評だったパイン無垢材20㎜の存在感!)


*****

資源がなくなってきていて、
最新の海外見本市では、プリント品が多いのだそうです。

国産の杉なども大いに利用して、
ずっと愛着が持てる無垢材にしましょう。

************

*  伊藤裕子設計室 ホームページはこちら

|

« あんまりピッタリでびっくりの図 | Main | 間取りソフト »

住まいのコラム」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« あんまりピッタリでびっくりの図 | Main | 間取りソフト »