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施主施工・施主支給・業者紹介  成功させるには?

住まいを、ちょっとでも安くあげたい!
それは、皆さんの願いですよね。

最近、施主施工・施主支給・業者紹介のご要望が増えてきましたが、
成功させるにはいくつかポイントがあります。

今までのさまざまな経験から
アドバイスを・。是非ご参考に!


* 施主施工

 ・成功するのは、時間を十分に取って、楽しんで施工する場合です。 
 ・お施主さんの施工の出来る日は週末などに限られます。
  工程に影響が出ないよう、十分な余裕を持って、工務店に相談してください。
  お休みが十分取れない、引き渡し日が確定してる、等の時は、無理しないほうがいいです。
 ・案外大変なのが、施工前の養生です。
  どこまで工務店にしてもらうのか、費用も含めて相談しましょう。
 ・工事中に傷つけた、汚した、といったことに対して、補修の負担が出ることもあります。
 
 成功例→床のオイル塗り・壁の漆喰塗(まずはセミナーに出てみて出来そうだったらチャレンジ。)

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(壁の漆喰塗)

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(床のオイル塗り)

* 施主支給について

 ・成功するのは、施主が得意な分野のもの・
  実物を見て納得したものであることです。
 
 ・設備関係は、トラップなど、素人では分かりにくいものもあります。
  できれば、ネット注文でも、手数料を払って、必要な部材を
  工事業者に取り寄せてもらった方が安心です。
 ・注文から、納品指定日など、ご自身で手配することになります。
  工程に影響が出ないよう気をつけましょう。
 ・タイルなどは、役物の数量や、カットの為の余分な枚数など、
  余裕を見ないために、追加が生じがちです。
 ・商品に欠陥・不足等がある場合、自己責任で手配し直していただくようになります。
  そのために職人さんが再度来ることになれば、手間賃の追加が生じます。(1日○万)
 ・寸法や規格が合うか、事前に十分相談・確認します。
 ・デザインで気にいっても、取り付けてみたら作りがチャチで、やり直しということも。
 ・電気製品は、工務店で取り寄せても、実はネットと同じくらい安いです。
 ・特価品は、あわてて買うと、大きさやテイストが合わない、
ということが起こるので気をつける。
  購入する前に、設計者などに相談する。

 成功例→施主自社製品の支給・タイル支給(サンプルとって、数量ちゃんと出して)・
       照明器具支給(早めに取り寄せて電気屋さんに渡しておく)
       ネットで気にいった洗面ボールを工務店経由で取り寄せてもらう

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(アンティークのペンダントをご支給)

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(輸入品のタイルをご支給)

 
* 業者紹介について

 ・成功するのは、その人の仕事内容が信頼できるから・好きだから、
  という場合です。

  費用もメンテナンス分含めて必要な分支払います。
  単に安いから、知り合いだから、という理由だと、
  仕上げに不満があっても、手直しを言いにくいものです。
 ・メンテナンスに来てくれない場合がある。(安くしたからその場限り?)
 ・安いとは限らない。
(実際高かったことが何度か・。こちらから紹介し直したら300万ダウン!の例も。)
 ・仕事が適正とは限らない。得意不得意もある。
  特に設計者との仕事はしたことが無い人の方が多い。(図面を見ない人も。)
 ・施主直接契約だと、設計者の意見が通りにくい。設計者不在で話が進むこともある。
  (図面と違う工事が勝手に進んでたことも。)
 ・お互い遠慮が出て、強く交渉できない。
(設計者もお施主さんの友達だったりすると厳しく言えない)
 ・義理で頼んで、実は先方も不得意なことを義理で受けてる場合がある。
  (断りたいんだけど・と相談されたことも・・。)
 ・施主との親密感・慣れから甘えが生じて、納期を守れない、などが時々起こる。
  (造り付け家具をドタキャンされて、大騒ぎになったことも!)
 ・友達として人柄がよくても、この仕事に向いてるかどうか?冷静に判断するのも大事。

 成功例→仕事ぶりを知ってて作品が好き!と採用された建具やさん・
       きちんと会社として対応してくれるところ

       要するに、相手を「プロ」として仕事に信頼をおいている場合は、成功します。         
       「安くしてくれるかな?」ではなく、「あの人に是非やってもらいたい!」と
       思えるかどうかが、大事な見極めのポイントですね。
       サービスしてもらえたら、ラッキ~ぐらいで、
ちょうどいいのではないでしょうか? (o^-^o)
       (実際、そういう方の方が、良心的なお値段です。)

       そんな良い仕事をされる方は、こちらとしても是非ご紹介いただきたいです!


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(繊細な障子)

まとめると

・安いというだけで採用しない。(楽しい・信頼できる・自己責任で出来る自信がある)
・工務店に手間がかかる場合は、ちゃんと相談して、
 必要な費用を支払う。人の手間も必要経費です。
・設計者のコントロール下で、採用・仕事できるか、確認する。
・自分自身の手間や責任も大きくなることを理解する。
・見た目が同じでも、定価が安いものには必ず理由がある。
(薄い・金物がやわ・素材が落ちるなど)

といったところをちゃんと了解していただければ、
新しい、業者さんとの出会いも広がって、
いいものが出来上がると思います。

採用前に一度、ご相談ください。

伊藤裕子設計室 ホームページはこちら

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