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「建築家が建てた50の幸福な家」 読んでます。

今建ったこの家は
20年後30年後、どうなっているのだろう?

日本の家の寿命は短いので、
簡単に建てた家なら、建て替えの時期かもしれません。

この本は、建築家が建てた家のその後
それも、20年以上たったあとの様子を取材しています。

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まずは、意外だったのが、
かなりの家で、大規模な増改築をしていること。

20年というのは、
家族構成の変化が、想像以上に大きいですね。
(大家族がシングルになったり、反対に二世帯になったり・・)

良くできた家というのは、
増改築を重ねながらも、皆に愛着を持たれて、
住まい続けていかれるもの、と再確認しました。

22年前初期のOMソーラーの家もあって、
未だに健全、暖房費も全館で灯油代一月5000円ぐらい・・とのこと。
これは、心強い!
(中には、セントラルヒーティングが壊れて・なんていう話が沢山出てくるので)

自然素材はやっぱりいい!ですね。(笑)
「ビニールクロスがいい感じにやけてきて・・」なんて言う話は
ひとつもありませんが、風格の出た無垢材や塗り壁のきれいなこと・・。

緑をとりこんだ家も、やはり、すてきです。
窓いっぱいの庭の緑や、木立・・。
自然の美しさを、どう、とり込んでいるか、が、
住まいの魅力を大きく左右しているのは確かです。


最後に、
人間関係をつくるのも、やっぱり住まいですね。

大好きな平倉直子さんの設計した家ものっていて、

80をとうに超えた、奥さんが、
「近所の奥さんと目が合うと、飛び出していっておしゃべりするのよ」
という、掘りコタツの指定席。

完成したころ本で見て、
近所にうまい具合に開いた家だなあ、と
感心した覚えがありますが、
60代だった住まい手が、80を超えた今、
その作りが、友達と自然に付き合える賑やかな毎日を
支えているのです。


沢山すてきな家と住まい手が登場するけれど、
私は、若い時に刺激を受けた
この、ささやかで奇抜ではないけれど、
「人と人を結ぶ」家が、
やっぱり、20年たった今も、
いいなあ、と思ってしまいます。


   
  


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*** 伊藤裕子設計室HP  ***

** プレゼント・ブックレット「イトウユウコとつくる家」 **

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