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現場で確認! 監理の意味。

Ruba

「現場監理って、どうして必要?
図面があれば、設計者は現場に来なくても出来ちゃうんじゃないの?」

と思われる方も多いことでしょうね。

ごくごく稀にですが、
20~30%の監理費を節約するために、
図面だけもらえませんか?という方もいます。


私が、設計者の監理は必要です、とお答えする理由のひとつは、
良く言われるように、
図面通りに施工されているか?のチェックです。

基礎の配筋が構造設計通りにできているか?
断熱材の施工が適切か?

現場も人がやることですから、
とりこぼしたり、うっかりしたりのミスはあります。
確実に施工されているか、の確認が大事です。

もうひとつは、

「図面通りに施工していいのか?」 を確認すること。

以外に思われるかもしれませんが、
現場での気付き、というのも大事です。

もちろん、判断が遅れることで、施工会社に迷惑をかけたり、
大幅な追加が出たり、
図面上で確認すべきことを現場に持ち込んだり、
ということがないよう
十分気を付けなければなりませんが、

‘完成‘してからでは手遅れなので、
毎回の現場監理では、
もっと良くなるポイントは無いか、を
考えます。

洗足のリフォームの現場では、
模型で決めていたルーバーの間隔や方向を、
現場でクライアントさん立ち合いで、
光の入り方・見え方など、色んな方向から検討してもらって、
変更しました。

結果、ルーバーの本数が減って、
減額にもなりました。

クライアントさんも、
模型や図面で分からないことを
現寸で確認できるので、
安心だと思います。


さらに、リフォームでは、
一部を解体しただけの耐震診断通りには、
現場はいかないので、
業者任せにせず、現状通りにデータを入れ直して計算し、
金物の一つまで、指示するのも仕事です。


Juku41

T予備校の工事では、
カウンター材の関係で、
柱との間にできてしまった隙間に、
急遽、間接照明を設置。
(写真右はじ)

コーナーが明るくなって、良い感じになりました。

こちらは、業者さん達が心意気!で、協力してくれて、
追加金額なしで施工してくれました。(感謝!)

「正確に」だけではなく、

「より良くするために」

現場監理は大事です。


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