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May 2005

隈研吾・エスコルテ行ってきました。

kumagaiennsoto

先日外苑前に行ったので、駅外に目立っている”エスコルテ”に行ってきました。
建築家隈研吾さん設計で、昨秋オープンしています。

人通り、車で慌しげな外苑前で、そこだけなんだか薄グリーンのさわやかな空気が漂っていて、以前から気になっていたのですが、なかなか立ち寄ることが出来ないでいました。

お昼を避けたせいか、店内(カフェ・お花屋さん・hhstyle com)は人もまばらで、さらにゆったりモード。

kumagaienncafe


カフェも天井が高く、大きなテーブルとオープンエアの席もあり、オアシスのような雰囲気。

面白いのが、ちょっと写真には撮りませんでしたが、小さな説明パネルが何箇所か立っていて、どんな設計者が設計したとか、分かりやすく説明してるのです。
近くを通って気になってる人には親切!

ところで、カフェの写真が緑っぽいのは、気のせいではありません。
理由があるのです。
さらに、なにやらいい香りが・・・。
・・・改めてディテールのお話をしたいと思います。


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街の中の”め・じるし”

ichibannkgaigaikann

昨日は、おもしろいお店があるよ、との情報を得て、妻沼(埼玉県)に行ってきました。

名前は、「妻沼一番館・めぬまじるし」=め・じるし。
場所は妻沼聖天山付近。有名な妻沼のおすし屋さんの近くです。(稲荷が倍の大きさがあるんですよ!)

妻沼の元気な青年部の方たちが立ち上げ、運営をしている、商店街の中の駄菓子屋さん兼情報発信基地のようなところです。

ichibannkanntennnai

内部はこの通り、おみやげ物や、駄菓子、そしてフィギア(!!)が所狭しと並べられています。

日本中どこでも、商店街の中でシャッターが下りたままの店舗が問題になっていますよね。
ここも、数年シャッターが下りたままの電気屋さんだったのだそうです。

自分達で塗装したり、大工仕事したり、店番も自分達でしています。
今では、お母さんが買い物の間、小銭を握らせて遊ばせて行ったり、おいしい焼き梅目当てにおばちゃんが訪れたり、地域になじんでいるようです。

こんな元気な街の中のオアシスがあるよ、っていう情報いただけたら嬉しいです。


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紺屋の白袴動く!

isu

こんな仕事をしていながら、自宅兼事務所は、多忙と資金難を理由に(言い訳に??)打ち捨てられた状態です。

打ち合わせにいらっしゃる方も増えてきて、私もさすがに奮起!

とりあえず出来るところから・・ということで、椅子の張替えを依頼中。
熊谷の森川家具店(048-521-2536)というところに、座だけはずしてあずけてあります。

椅子は結婚当時お祝いでいただいた、マルニのちいさなダイニングセット。
打ち合わせは、このテーブルで行います。
うちにはお気に入りの民芸家具(テーブル)があるので、その色に合わせて、黒っぽい茶色。

今まで座は、茶色からグレーに一度張り替えています。
今回は、ちょっと今風に白っぽく!ということで、生地を探しています。

が、汚れるので周辺から反対の意見・・・・。
そう、いまだに子供達(中学と小学)は食べこぼしをするので、すぐ汚れてしまうのは分かっているんですけどね・・。どうしても明るい色にしたくて。

う~ん、決断できるか??
お楽しみに。(ところで椅子がこんな状態なので、今週打ち合わせはできません・・・・。っていうか、食事もできません?!)

>>と、言ってるうちに来て頂いたお客様、ご不便お掛けして申し訳ありませんでした。
  椅子が新調されたころ、是非またお出かけください。沖縄のお酒でお待ちしております!


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蔵でかまど飯をくらう

kuraichi

埼玉の行田に古ーい酒蔵を改造した居酒屋さんが、昨夏オープンしました。
名前は”蔵一山”(くらいちざん)

なかなか大掛かりで、中は土壁を現しにした大空間。そこを小さな川(!)も流れています。
和風の大きなお店はこのところ流行ですが、ここは、本物の造り酒屋の(今でも作ってる?)蔵を改装したものなので、迫力が違います。趣の違う個室もいっぱい。

ここでのおすすめが、”かまど飯”!!。
300円台で、おひつに入った炊き立てのかまど飯が山ほど運ばれてきます。
店内にも大きなかまどが。

こんな売りもあって、家族連れが多いお店です。
おじいちゃんから孫まで大家族もよく見かけます。

以前は、5歳の子供連れて居酒屋なんて!とうちなんかは白い目で見られたものですが、様変わりですね。


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これは何でしょう?

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このちっちゃなものは何でしょう?
黒い三角がかわいくておしゃれ。

家具のアイデックに行ったらたくさん重ねてありました。

aideku2

実はミにサイズの家具のカタログです。
もー見たらかわいくてかわいくて、二冊いただいてしまいました。
ほんとは、10冊ぐらい重ねてディスプレイしておきたいぐらいです。

サイズも書いてない絵本のようなカタログですが、
かわいくって何度も手にとってパラパラしてるうちに、
使ってみたくなるかも・・・。

最近のカタログは、生活シーンと一緒に提案する雑誌タイプが多いですが、こんなのも案外いい!ですね。


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椅子を探して青山に・・。

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岡山の住宅に入れる椅子を探して、外苑前から青山へ・・・。

椅子は必ず座ってみて決めます。

以前新宿のオゾンで、100脚の有名な椅子の展覧会がありましたが、すべて座れるようになっていて、意外な座り心地にびっくりしました。

ウェグナーを扱ってる”Carl Hansen & Son Japan”にも行ってきました。
青山に移ってからは、初めて。(前の木造の民家のショールーム良かったですよね。)

人気のウェグナーは、Yチェア以外にも素敵で座り心地のいい椅子がたくさんあります。

お客様にどの椅子をお勧めするか・・。まずは自分がいいな、と思うまでゆっくりショールームで過ごします。

壁一面に素敵にディスプレイしてるお店も好きですが、いざ決めようと思うと、ここみたいにすぐ座れるようになっていて、テーブルもセットの方が、判断しやすいように思います。
空気もゆったり・・・こじんまりしていて住宅っぽいしね。

床の松がきれいで、感じのいいショールームでした。
(ただ、ソープフィニッシュのにおいが結構きますね。実際もあんなに石鹸っぽい香りが強いのかな?)

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丹下健三に足を踏まれて建築家に。

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丹下健三さんが亡くなって、二ヶ月たちました。

色んな本で追悼集が出されていますが、建築知識でも特別企画で、取り上げられています。

現在は建築家となられてご活躍の方々が、色んな思い出を寄稿されています。

多くが、大学生だった時に丹下さんにふれた思い出などを話されていて、そのころから巨匠であった氏のいろんなエピソードを知ることが出来ます。

コンペの講評会で足を踏まれたために、建築家になることを決心した高松伸氏。
アルバイトをしていた時、声を掛けられて、フリーズした椎名英三氏。
ソフィアローレンが来所した時の満面の笑顔を覚えている北河原温氏。

改めて、丹下氏の足跡をたどってみるのも、いいかもしれません。

アンケートに回答という形で、私の小さなコメントも載せていただきました。

ご冥福をお祈り申し上げます。


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吉祥寺シアター見学会

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吉祥寺シアターの見学会がありました。
建築家佐藤尚巳氏の設計です。(プロポーザルコンペ)

写真で見て頂く通り、美しくて、親しみやすいスケールの、素晴らしい建物でした。(一階ベランダ下のh=2230~)

kichijoujibennchi

特に、全体を路地ととらえた立体的な「都市回廊」や、一階部分のカフェやロビーの開放性、道路に面したベンチなど、大変よくできていて、見所がいっぱいでした。

たくさんの演劇を見た人たち、通りすがりの人たちが、楽しく集う様子が目に浮かびました。
本当にいい建物ですね。

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カフェもこんなにおしゃれ!

ところで、照明は知り合いの照明デザイナーi氏によるものです。
詳しくは+ for Lights プロジェクト+
をご覧ください。


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迫力の手すりです!パレスサイドビル。

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行ってきました!パレスサイドビルディング。

先日ブログでご紹介した、「TOKYO KENCHIKU SAMPO」に載っていて、あれ?知ってるけど中は入ったこと無いぞ、とチェックしていた建物です。
ゴッホ展の帰りに覗いてきました。

一言で言うと、タイムスリップしたみたい!
今度紹介しますが、1966年当時のディテールがそのまま見られて興味深いです。

写真は、階段の手すり。

迫力でしょ?

手にぴったりくる形は、何度も原寸でエスキスされ、模型も作られたことでしょう。
こんな大きなビルに、手仕事がしっかり現されていることが、今と昔の違いを感じます。
ショッピング街もどこかレトロで、人間くさくて、今流行の大空間ではないぬくもりを感じます。

tesuri2

十分手入れもされ、幸せな建物だと感じました。(見たのはB1~1までですが)

実は屋上も昼の90分だけ開放されてるのだそう・・。
今度は是非上って見たいものです。


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2時間並んで悔いなし!ゴッホ展

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感動しました。今までのゴッホ観変わりました。TVや写真とのギャップ感じました。

本物を見なければ、「見ないのと同じ」なんだと、気付きました。

感情にまかせて筆が走ってると思っていたタッチは、繊細で丁寧で、色も一筆一筆練り上げられた本当に美しい色です。
狂気の人なんていうので、見たら実際は気持ち悪いかなと思っていたのですが、全くそんなことは無くて、本当にまじめに描かれた、美しい絵でした。

絵のうまさでは、同時に展示されているミレーなんかには到底及ばないのですが、ゴッホは、他の誰よりもひたすら今目の前にある光を・風景をここに写し取るためにこつこつと描き続けたように感じます。

自画像も、透明で美しかったです。

見ていた若い男の子が、「持って帰りたい・・・」とつぶやいていましたが、引き込んで放さない、ものすごい力を感じました。
見に行って本当に本当に良かったです。

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でもこの行列だったんですよ!(2時間待ち)。
炎天下ディズニーランド並みの混雑でした。(皆日焼け止めや日傘持ってた。)

すてきなカフェも時間無くて入れず。H2カフェ。穴場ですね!

h2


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こんなオフィスがほしい!スケッチ編

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私には、妄想癖(?!)があります。

将来の夢として、こんな仕事あんな設計がしたいなーというのがいくつかあって、仕事の合間に、具体的な計画も無いのに勝手にわくわく想像を膨らましてしまうんですね。

たとえば、グループホームだとか、小さな数軒の街区を計画することとか、一度たまたま寄ったお店の改装計画(そのうちプレゼンしたい!)とか・・・「あ、こんな家具で構成したら・・」「ここの造園屋さんにたのんで・・」と、本当に勝手にあれこれ考えるのが好きなんです。

このスケッチは、当ても無いのに(大笑)、自分のオフィスイメージスケッチです。

とにかくオープンに!カフェかギャラリーと思うくらい。できれば商店街に。
近所のおばあちゃんや、子供も「今日は何してんの」と声かけてくれて、模型もショーウインドウにいっぱい飾って。もちろん緑も。奥には小さな庭もあって、ファサードからオフィス庭まで一体に使えて、あっちでは打ち合わせ、こっちでは模型造り、奥では飲み会・・。

街から何をしてるか分かるのがいいんです。

実はあるんですよ。こんなオープンな工房が。
谷中の絵師(外人さん)の工房で、今度のぞいてみたいなあと思っています。
仕事しながら一日近所の人100人と挨拶するんですって!いいなあ。
(集中する時の仕掛けは必要ですけどね。)

ハーフセルフビルドで作るオフィス「 for Lights プロジェクト」では、そんな方向で、進めています。


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ヘルパーさんは悩んでいます。

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昨日ホームヘルパーをしている友人とランチをしました。
いつも元気な人なのですが、なんだか体調が悪そうです。

介護保険がこの春大きく改変されて、ホームヘルパーの仕事は、大分影響を受けているのだそうです。

比較的軽い方を対象に担当しているのですが、まず時間数が減らされています。
今まで、食事を作って少しお話をする時間も取れていたのですが、今は全く取れなくなってしまいました。

私がおばあちゃんならこの人に是非来て貰いたい!と思うような心やさしい友人は、料金外の自分の時間を削って、相手の手を握り、20分ほどお話を聞いてきてるのだそうです。

また、病院に付き添う時は、ヘルパーの運転なら移動時間は時給が支払われますが、タクシーに同乗しているときは、(横にいるだけだからと言う理由で!)時給は支払われません。

仕事のキャンセルも多く、時間がかかる割には、時給が支払われる部分は少なく、他の事務所との掛け持ちも禁止なので、満足な収入になりません・・・。
おばあちゃん達に人気の友人も、ボランティアと思わなければ続けられないと、悩んでいるのです。

でも、一番悩んでいるのは、手を握って、「お話していって・・・」とたのんでいるおばあちゃんの手を振り解いて、時間内に帰らなければならないこと。

私は、人間にとって一番辛いのは、「孤独」であることではないかと思っています。
1人暮らしのおばあちゃんにとって、その日を元気に生きていく活力になるのは、おいしい食事と清潔な部屋も大事ですが、やさしいヘルパーさんとの会話ではないでしょうか?
気持ちが明るくなったら、今日は一つ煮物でも作ろうかな、と元気になれそうに思います。

きれい事ではなく、人と触れ合える住まいや街や制度が、本当に必要だと感じています。

写真は、専門学校で去年福祉を教えていた時の「高齢者疑似体験」です。
みんなちょっとだけ、体の不自由さや耳が聞こえない孤独を感じる貴重な体験です。


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”幸せの壺”公開!

一部知り合いの間で話題の(?)”幸せの壺”を公開します!

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別にあやしい壺ではなくて、泡盛を入れてる壺のことなんですが。(甕かなあ)
お酒好きのダンナが、”幸せの壺”(なんでこんなネーミング?!)と名付けて、ビン入りの泡盛を移し変えて風味の変化を楽しんでいます。
中身は久米仙など・・。

で、風味は変わるかって?自分はさほど強くないのでそう言われればっていう感じですが、大分違うようですよ。

先日は友人との飲み会にも持参。
さらに大きな壺を密かに狙ってるようで、置き場は??と心配してます。(沖縄の映像見てたら、大きな壺が床の間に!)

ところで焼酎は、プリン体含有量ゼロ!の優れもの。
酒飲みのダンナには、確かに”幸せの壺”かも。


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学校の課題”本を読む空間”

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学生気分に戻ってデザインしてみたくなりませんか?
今度の専門学校の課題は、新宿の公園に”本を読むための空間”を計画します。

初台にかけての細長い公園が計画地です。
うっそうとした木々の下で、現状もサラリーマンが本を読んだり、食事をしたりしています。

1人・・または複数で、気持ちよく本を読むスペース・・・。
もぐりこんだり、高い場所で風を感じたり、友達と背中を合わせたり・・・。
学生達が、どんな空間を提案してくるか、今から楽しみです。

実際、うす暗ーいパーゴラの下にサラリーマンが肩を並べて座っているのを見ると、なんとかできない??って思います。

これから、公園が気持ちいい季節・・・。もっと気持ちよくなる仕掛けがほしいですね。


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「暑い・寒い・疲れた・忙しい」

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どれもつい言ってしまう言葉ですよね。

みのもんたさんは、この四つの言葉を絶対言わないようにしてるのだそうです。今日の朝の番組で言ってた言葉ですが、言う様になったら引退だと決めてるのだそうです。
特に好きとか嫌いとかいうタレントさんではありませんが、とにかく早朝から夜まで元気にテレビに出てて、すごいなーと思っていたのですが、こんなことを心に決めて働いているんですね。

写真は、息子のラグビーユニフォームです。
週末大会がありましたが、正直弱いチームなので結果はあまり自慢できるものではありません。
なさけないなーなんて思いながら洗濯物を干そうとしたら、ぼろぼろに破けたゼッケンが出てきました。
批判の的になる主将の立場ですが、家では愚痴や泣き言を一言も言わず、こつこつ練習メニューを作っています。ぼろぼろのゼッケンも、はたでは分からないハードさをあらわしているようでした。

みんな、見えないところで頑張ってるんですね。
私も今日一日頑張らなくちゃ。
(でも、熊谷の夏は、やっぱり暑い!ですよ。)


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月影の郷・建物を再生するということ

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知り合いのお誘いで六本木「スーパーデラックス」でのパーティへ。
全くの部外者ですが、「月影の郷」竣工パーティへ加わらせていただきました。

「月影の郷」は、新潟の廃校になったRCの小学校を、早稲田・法政・横国・日本女子大の学生によって計画・一部セルフビルドで宿泊施設に「再生」したものです。

地方だけでなく、市街地も空洞化していて、これからこんなプロジェクトは多くなっていくのかもしれません。

自分自身も、人気の無い寂しい商店街や住宅地が開いていくような、そんな仕事にかかわっていきたい、と常日頃考えています。
うちの使われなくなった古い店舗どうにかならないかな?庭先に近所の人がお茶飲んでいける小さなスペース作れないかな?うちの寝たきりのおばあちゃんでも近所の人と声掛け合うようにできないかな?
人と人とが触れ合える住まいや空間を一緒につくろう!そんな方と出会えたら嬉しいです。


スーパーデラックスは、建築家ユニット”クラインダイサムアーキテクツ”が関わっているので一度行ってみたいと思っていたところです。
雑誌で見てかわいい!と思った洗面所の蛇口のチューリップは、なぜか無くなっていました。(といっても何のことか分からないですよね。)

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女性のパティシエがいるカフェ

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カフェフリークの私は、旅行にいっていてもその道すがらすてきなカフェやレストラン探しに余念がありません。行きで寄れなければ、帰りにはチェック!です。

このカフェは、先日の東村への旅行の途中で発見。帰りに寄ってみました。

場所は大田市。「饗香」といいます。
詳しく教えたいのですが、なんだかそっとしておきたい様な、そんなすてきなお店なんです。

民家を改造したお店も良いです。
さらにコーヒーは、本格的でおいしい!ハワイコナが600円台でこんなにおいしくいただけるなんて!(他では900円以上します。)

特筆すべきは、すてきな女性のパティシェがいること。チョコレートを使ったケーキのみ数種類並んでいて、いくつか食べましたが、大人のお味で本当に!!おいしい。

バッハが流れていたりして、大人のコーヒータイムを静かに持てる、貴重なお店でした。
うちからもちょっと遠いけど、是非又行きたいと思っています。

(ケーキ教室もあるそうです。)


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模型を作っています

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来週打ち合わせのある仕事の模型を作っています。

リノベーションですが、壁を構造合板のまま仕上げたりするので、素材感も出して1/30で製作中。

私はインテリアの仕事からスタートしたので、模型もフォルム模型というより、中の家具なども作り込んで内部の雰囲気も分かるように作ることが多いです。

今回は、2階の床梁を2×4材で架け替えて現しにするので、そのみえ方もチェックするための模型。

この他に、スケールの違う模型・スケッチ・CGと、毎回複数の手法でエスキス(案を検討すること)し、その中の必要な部分をお客さんに見てもらっています。
ですから、この模型も打ち合わせのためというより、自分の確認のためのものですね。作ることで次の課題や問題点があぶり出されてきます。

子供から見ると(SOHO)、どうもこの作業は楽しげで、遊んでいるように見えるようで、時々覗きに来てます。
(実際楽しいんですけどね!)


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いつか使いたい!こんな素材

washi

これは、美濃和紙です。
去年新宿オゾンの展示会で買ったものです。

透かしがきれいでしょ。

いろんな柄があったのでさんざん迷って選びました。

このまま額に入れて飾ってもいいし、小さな明り取りに使ってもいいし、ランプシェードもきれいそうだし・・・。
結局もったいなくてしまいこんでますが、いつか空間の中で、使ってみたいと密かに思っています。

住宅設計の中では、壁紙に”土佐和紙”を使ってみました。
ビニールクロスみたいにつるんとしてなくていいです。もちろん調湿効果も。
実はお手ごろ値段なので、検討してみては?(防火認定品もあります。)


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大宮駅でおいしいものを

pan

大宮駅が大変身!ということで、途中下車してみました。

ホームを上がってびっくり!ここはいきなりデパ地下?

改札を出ずに、お惣菜や焼き立てパンなどおしゃれなお店が目の前に広がります。
大きな駅のコンコースにあるような、お土産屋さんというチープな感じではなく、高級食品店街(実際高いんですけど)に突然迷い込んだ感じです。(ブティックや花屋さんもあります。)

本当ーにいっぱいあって迷うのですが、買ってみたのは焼き鳥とパン。
どちらもとってもおいしいです!

写真はPAULというパン屋さんのパッケージとパン。

油紙(?)でできた袋が絵柄もすてきで良いです。(捨てるのがもったいない。)

このところいろんな駅周辺が大分きれいにリニューアルされてきて嬉しいのですが、そろって高級路線・若い女性向きというのがちょっと残念。
新宿駅マイシティの地下の食品売り場は、安くて種類も多くて、お出かけしたあとはとっても重宝していたのですが、ブティック街に変わってしまいました。
ダサいけど賑わっていた以前を懐かしい人も多いのではないかしら?


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落ち込んだときにこんな空

sora

いいでしょ。この空。

うちの窓から見える風景です。

確かトラボルタ主演の映画で「フェノミナン」(違う?)っていうのがあったと思うんですが、周囲の状況にイラついたトラボルタが荒々しく畑を耕してると、傍らの大きな木々の風にしなる音がゆっくり聞こえてきて、気持ちが静まっていく・・・という大好きなシーンがあります。

私も、日々いらついたり落ち込んだりして、何をしてもだめな時は、自然の中に身をおくようにしています。
といっても、子供と夜の公園に行って星を見たり、庭からこんな空と緑を眺めたり、簡単なことなんですが・・・。

ホームページのコンセプトでもお話していて、時々共感してくださった方からメールをいただいたりしますが、どこか住まいの中に、小さくても、光だけでも、自然が目に触れるところにあると、毎日の気持ちがきっと違うと思うのです。
それは潤いを超えて、人間の作った時間と違う時間が、流れてるんだ・・・と日々意識できることではないでしょうか。

「あー、なんか疲れちゃったなー・・・」そんな時眺めるには、五月の空は最高ですよ。


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東京KENCHIKU SAMPO読みました

kuukansanpo

最近読んだ本。「TOKYO KENCHIKU SAMPO」。
帯のタイトルは、「ひとりで静かに、ふたりでゆっくりと。東京で気持ちよい時間をすごす、とびきり素敵なケンチクの歩き方。」

ここのとこ「KENCHIKU」が流行で一般向けのいろんな雑誌・本が出てますが、この本は、プロ向けの情報もきっちりおさえながら、難しくならずに気持ちのいい空間の魅力を伝えていて、なかなかいい本です。

セレクトが良いです。
原美術館・東京日仏会館・自由学園明日館・メゾンエルメスなどなどを、「眺めがいいところ」「水の音が聞こえるところ」など五つのカテゴリーに分けて紹介しています。

私も東京で好きな場所は?と聞かれたら、原美術館は多分1~2番に挙げる場所。
無くなった佐賀町エギジビットスペースにも言及されてて、中のエッセイもいいです。

私は、趣味は?と問われたら、仕事を離れて、「(できれば)おいしいお茶と緑がある、気持ちのいい空間を巡り歩くこと」なので、この本の切り口はとても共感できて出会ってうれしい本でした。職業にはしていても、結局は一空間ファンなんですね。
学生のころ、そして今も、いい空間に出会うとこんな気持ちになるな・・・。で、小難しいことを並べるより、そのことがずっと大事だな・・なんて改めて思います。

まだ行ってない場所がこの中にも沢山あるので、楽しみが増えて得した気分になっています。
(ちなみに、どこも入れる場所ばかりで親切な本です。お気に入りの一冊になりました。)


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森美術館「秘すれば花」

kitanokabe

東アジアの現代美術展見てきました。
現代美術には、「子供」!ですね!
美術教師の友人が、絵を見るときまず添えられてる説明文から読んでしまう・・と言ってましたが、子供は関係なしに遊ぶ遊ぶ!

特に人気は、リン・リュウミンの「催眠no1」。
天井の高い四角い空間の天井に家具類が逆さに固定されています。柔らかな床に寝転ぶとまるで天井から部屋をのぞきこんでいるよう・・。さらに、壁を金魚の映像が投影され、ますます不思議な空間に。

さらにさらに、その様子が部屋の外でリアルタイムで映像に映し出されてるのですが、上下反転させてるので、まるで人間が天井を這い、金魚が壁を泳いでいるように見えます。
それが、CGなどではなく、今ここで起こっていること・・・というのが面白い!

写真は、スウ・ドーホー「北側の壁」。
これは本物を見てほしいです!すべて半透明な布を縫製して作っています。窓の格子なども立体的に!
建築という硬質のものをそのまま軽やかに再構成した作品は、今まで見たことが無いものです。

現代美術って、難しそう・・って思うんですが、今回子供達のはしゃぎようを見ていたら、気楽に感じるままでいいんだな・・と改めて思いました。

併設の「ストーリー・テラーズ」の感想は、こちら


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御神木はやっぱり大きい!

shinboku

久しぶりの日光は、意外なところが新鮮でした。

参道ってこんなに広かったっけ?中の杉の木ってこんなに大きかったっけ?

スケールの大きさに圧倒されました。

さらに御神木に至っては、もののけ姫に出てくる森の木みたいで、背後の山も西川材を見に山に入った時と全く違う印象です。

駐車場付近で、「おおーすごく大きい木だ!」と感嘆しながら、写真を撮ってたおじさん。それ、小さい方ですよ。

息子が一番喜んだのは、輪投げ。あるんです。二荒山神社の御神木の前に・・・。
三つのうち一つでも入ると「運がいい」って、皆一生懸命投げてました。

誰が考えたんですかね?なんで輪投げ?
意外な一面を見せた日光東照宮でした。


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「空間に恋して」を読んで

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建築設計事務所”象設計集団”が本を出しました。
本の名前は、「空間に恋して」(田中みん氏ダンスタイトルから)。

象にはほんの1~2ヶ月通っていたことがあります。学生のころ授業で「笠原小学校」のスライドを見て驚き、学校帰りに電話帳で探した電話番号を回していました。バイトでもなく面白くて春休みに模型造りをしに通っていただけですから、今の所員で私を記憶している人はいないと思いますが、自分にとっては強烈な印象が残りました。

その後もチームzoo所属の事務所に在籍した関係で、本の中にはちょっとばかり関わったものや、見学に行ったもの、知ってる顔・・・と、少しだけ懐かしい気持ちで見ました。

象の建物の魅力は、人間が、植物が生き生きしてるところだと思います。田舎のおばちゃんも、子供も、犬も、建築も皆ごちゃ混ぜですましてないところがいい。
表現も生き方も濃くて、自分には造り出せない世界ですが、せめて「人の気配がある」「おばあちゃんが美しい」(本文より)、そんな空間を作りたいと、思いを新たにしながら一気に読みました。

象の関係の本としては、故大竹康市氏の「これが建築なのだ」(TOTO出版)を読むと、建築で何かが出来る!と気持ちが奮い立ちます。学生の方は、是非読んでください。

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GAギャラリー「世界の住宅」

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GAギャラリーに行ってきました。
連休最後は、家族から一日休みをもらって、大好きなギャラリーめぐり。
森美術館とGAギャラリーに行ってきました。

GAギャラリーの催し物は「世界の住宅・プロジェクト2005」。

やはり、自分が関わってる仕事に近い、都心の狭小住宅に目が行きます。
雑誌だけで見ると、なんでこんな変わった形を取らなければならないの?と思うこともありますが、模型を前にすると説得力があります。

米田明氏・池田昌弘氏の「デルタ」は、一見複雑に見える形態も、視界を切り取るためのもので、思わずうまい!と感嘆。建てこんだ地域での視界の開き方をとてもよく研究されています。

西沢立衛氏の住宅も、ただ、大小のリビングを並べました、と簡単に見せておいて、でも見てみたいと思わせる空間の魅力があります。

外国の作品では、大御所シザの崖に建つ住宅が詩的で好きでした。

ダンボール模型が異色の安藤忠雄氏の海に面した家も体験してみたいです。(でも海外)

それにしても海外の住宅は、でかい!で、環境も砂漠のなかとか・・・。
頭の切り替えをしないと、住宅とは思えません。

住宅は、なかなか完成品を体験する機会がないのが残念・・・・。話題になった住宅を住んで3年ぐらいのとこで、見学して回ってみたいものです。

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日光で湯葉会席を。

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連休前半、東村の富弘美術館から足を伸ばして、日光へ急遽お出かけ。

混んでるかなーと思ったら、案外そうでもなくて、ゆっくりしてきました。

お目当ては、湯葉!それもゆったりとしたお店でゆっくり食べたい!連休の日光それもお昼時!
通りに面した有名らしきお店は、早々と売り切れでどうしようかと思案していたのですが、20年近く前の友人と来たときの思い出が徐々に蘇ってきました。
1本裏通りに、お座敷で湯葉会席を食べさせてくれる店が確かあったような・・・。

ありました!建て替えて(改装?)ましたが、さらにきれいになって、表通りの喧騒とは全く無縁の趣で。

お店の名前は、与多呂といいます。
ランチなら2000円台で食べられ、個室でゆっくりできますから、日光で歩き回って疲れちゃった!という人にはお勧めですよ。商店街無料の駐車場から30秒!
この緑のも湯葉です。抹茶入りでひんやりとおいしいです。

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それにしても、20年近く前の記憶でも、食べたい!という一心で、思い出せるもんですね。恐るべし食欲!


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富弘美術館ディテール

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ヨコミゾマコト氏「富弘美術館」のディテールです。

写真はすべて、建物でいうと裏側にあたる部分の壁廻りです。
日光側から車で来ると、遠目には目立つ面ですが、こんな近くまで回りこんで、写真とってるのは自分らを含めて、どう見ても建築関係者。それも学生。

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それにしても、裏側も均質に、壁のパンチングまでグラデーションをかけてしっかりデザインしているのには感嘆しました。

5/1のブログで紹介している俯瞰の写真も、立ち入り禁止の看板を無視して山道を登らなければ撮れないのですが、しっかりコンセプト通り屋根の円は色分けされています。(関係者は私も含めて看板無視する・無視する・・。)

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もちろん、話題の建物で、裏の裏まで関係者が見て回ることを考えてのこともあると思いますが、「見えないからいいよ」という妥協をほとんど感じさせない建物でした。
これだけすっきり見せるのに、どれだけディテール考えたことでしょうね!


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軽井沢に行けない方に

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gurandocafe2 
仕事や育児で、連休新緑の軽井沢に行けません、という方。
ちょっと、高原気分が味わえるカフェがあります。(熊谷周辺の方・又は森林公園に遊びに来た方)

静かな林に面していて、これからの季節はテラスサイドが絶対絶対!お勧め。(どうも私の好きなカフェは庭とか自然がセットみたい)
いつも15:00とか16:00とか半端な時間に行くのですいていて、ランチ時などの状況はわかりませんが、軽めのクラッシックがゆったりと流れていて、文庫本でも持っていくといい感じ。

飲み物もおいしいのですが、種類の多いスパゲティがまた、品が良くておいしい!

シャンソンのコンサートなんかもあります。

昨日も午前中仕事して、午後遅いお昼でダンナと出かけましたが、一日軽井沢でも行ってたみたいな充実感でした。

場所は、埼玉県江南町樋春(048-536-4115) グラン・ド・カフェ。
連休後半、お出かけしてみては?(木休み)

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「左官のいる風景」より

sakan

朝日新聞で、先日から左官教室編集長の小林澄夫さんが「左官のいる風景」というエッセイを連載しています。

何度かお会いしたことがありますが、年季の入ったコートを着た飄々とした方で、一度お会いしたら忘れない印象の強い人です。

今日のタイトルは「自然はうそをつかない」。
その中から抜粋・要約。
「今学校の子供達の心が荒れ、すさんでいる。・・・それは学校の建物がコンクリートになったせいではないか。漆喰と木でできた傷つきやすいものに接して、自然に大事にする心を学んだ。・・・一方コンクリートは殴っても蹴ってもびくともしない。・・・」「職人達のやさしさは、自然を相手にしているところに由来するのではないか。・・・」

うちの子供が通っている中学校は荒れてこそいませんが、学内は汚く、初めて行ったときは愕然としたものです。それは、つくり自体が大事にしようがないつくりなのです。
ここで水を飲むの?とびっくりするような古いひび割れた流し、など。

以前サレジオ学園の見学会に行った時に、高価な洗面台が学生用に設置されていて驚きましたが、いいものは大事にする、との教えで割られたことなどないそうです。

クリスチャンである友人が仕事先のモンテッソーリ教育の幼稚園のディスプレイに、繊細なイースターエッグやガラスの小物を持って行ったことがあって、「割れてもいい。繊細なものの扱いを教えるために・・」と言っていました。

二世帯の家の竣工お祝いで、大工さんたちと一緒にお呼ばれしたときのこと。繊細な建具に対して、お子さんが壊すといけないので戸当りなど追加しようかと私が提案したところ、大工さんは、「手荒にすると壊れる、と、大事に思いながら使うことでやさしく扱うことが出来るようになる。」とおっしゃっていたこと・・・。

左官は傷つきます。無垢のフローリングはすくし、汚れます。

手荒に扱っても気にならない家は、一見気軽で、理にかなっているようにも思いますが、たとえば、子供部屋の壁は多少落書きしてもいいような紙クロスにしても、ここは大事に扱おうね、と、建物に対しても愛情を抱けるような素材で出来てる部分も大事だと、最近思います。

もちろん私も掃除嫌い。でも、懐かしく思い出すのは、子供のころ住んだ家の廊下の漆喰壁のしみ。
ビニールクロスの汚れやはがれは、多分思い出にはならないのではないでしょうか。

もっとも、コンクリートでも繊細に作られたものは、子供も汚そうなんて思わないかもしれませんね。


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ヨコミゾマコト・富弘美術館行きました

tomifukan

富弘美術館行ってきました。(群馬県・東村・ヨコミゾマコト氏設計)
国際コンペになって、大変話題になった作品です。

一言で言うと、外観がすごくいい!!
雑誌で騒がれてて、遠いところ出かけて「あれっ?」っていう作品が多い中で、実はあんまり期待してなかったんですが(ごめんなさい)、びっくりしました。

というのは、平屋のプロポーションといい、素材といい、環境に変な負荷をかけず、あざとくなく、自然にそっと置かれたような佇まいが、すばらしいです。うまいです。(横長すぎて写真に撮れません)

あんな素っ気のない四角い建物が、大自然の環境にこんな風になじむこともできるんだ・・・と今までの認識を改めました。

tomikado

新緑の今の時期、外観のそれぞれの素材が、自然の中の色と大変似ていて、全く違和感がありません。

ガラスの色・水平なプロポーションは、隣接した湖の湖面とも対応してるように思えます。


tomimizuumi

人はいるいる!!
建築の学生やら、富弘ファンの年配の方まで、大変な賑わいでした。

でも、中が丸いプランで順路を強制しないので、混んでて見えない!ってことはありませんでした。
また、富弘氏の詩画と不調和も感じませんでした。

tomiento

内部撮影禁止でしたが、学生さんはバシバシ撮ってました。

環境がとてもいいので、お弁当をもっていきましょう。
連休後半お勧めです!


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